断腸亭日乗
今日、仕事で前の部署を尋ねると、久しぶりに苦虫をつぶしたような元主幹の顔を拝む(笑)。▼なんとなく笑ってしまった。吉田戦車の4コマ目で浮かぶ笑みが、思わず出てしまった。▼「NHKの最終面接はガラスの塔の最上部で行われる。二十何階だったかな?エレベーターを降りた瞬間から毛足の長い赤絨毯。内定するにしろ、落とされるにしろ、ここにはもう二度と来ないだろうなと思った。▼こういう場所は私の居場所ではないと、生まれる前から刻印されてきたような、どうしてもそんな気がしてしまうわけです▼仕事で「大学ランキング」を読んでいる。あれだけ頑張っているのに、我が社のブランド力は東大・早慶・青山までが上位4位で、当然上智にも届かず、下層帯に入っている▼心地よく生きるには強者や強運の流れを見逃さず、着いてゆこうとするか、完全に見放されおとなしく飼われることだろうか?。▼強きをたすけ、弱きをくじく。そこに人間の人間たるゆえんがあるように思えてならない。人間の愛おしさがそこにある。ただし、愛憎は表裏の関係にて取り扱い要注意ではある。▼「ホップ! ステップ! 玉砕!!(鳥肌実)」
内田樹:http://blog.tatsuru.com/2007/02/16_1052.php
鳥肌実:http://www.torihada.com/
- 作者: 吉田戦車
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