三日 三月 三年

NOW_HERE2008-05-07

集中力を切らさず、リラックスも忘れず、緩急織り交ぜながら、職業生活再構成し始めました。▼少年野球の昼休みは、子どもたちとサッカーをして遊ぶ。子どもを半々に分け、私は一人キーパー。帽子組みと帽子なし組みに分かれる。▼ハーフラインまで折り返せば、攻撃の権利が与えられ、折り返さなければオフサイドとなる変則ルールを編み出した。▼ところが、私には誰一人味方がいないことに気がついた。▼容赦なく打たれるシュート。それを必死で止めるおじさん一人。焼き豚は左右に、遠慮なく飛ぶ。ドスンと。▼走攻守どれをとっても優秀なイチローみたいな子どもがいて、サッカーをやらせても群を抜く。彼が私の前右斜め3メートルに近づき、ほとんど角度のないところから打ってきた。▼私はおそらくゴールの一番端の一番上を狙っているものだと思い、彼との距離を一瞬にして思いっきり詰めた。ボゴッつ!!▼あまりにも美しく振りぬかれたシュートはほとんど回転もせず、彼の全体重をボールに乗せて、私の顔を直撃した。▼左前歯は5年前から差し歯である。それが根元から折れた瞬間だった。神経はもうないので痛くはないし、出血もない、ただ、歯が根を残しきれいに折れている。まるで五右衛門・斬鉄剣のような切れ味を帯びたシュートだった。▼その軌道は今もスローモーションで記憶されている。差し歯でよかった。これが他の歯や鼻だったらえらいことだった。▼2週間ほど前、差し歯を入れなおした。ところがこの差し歯が、周りの歯に比べてあまりにも白い。まるで便器の蓋のように。▼そこで、一度してみたかったホワイトニングをしてみることにした。差し歯に合わせて白くしちゃえって。▼自分専用のマウスピースを作り、そこに毎晩眠る前、ホワイトニング溶剤をたらし、上の歯にぴたっとはめる。▼これをした後の飲食は一切禁止である。おかげで夜の過食ができなくなった。最低でも2ヶ月半かかるという。2ヶ月半あればずいぶん体重が減るのではないかと思うのです。歯が白くなることよりも、そちらのほうに期待しております。▼と、いうわけで、差し歯が折れて、過食がなくなり、健康な食生活と体重の減少。▼今、思う。たまにはボールを顔面で受けてみるものだと。